知識ゼロから個人のオウンドメディアを作ってみた【#1 オウンドメディアとは?】
- WEB構築未経験者が個人のオウンドメディアを作成する過程を紹介しています。
- オウンドメディアとは、『自身や自社で100%コントロールできる』ホームページやブログなどの情報発信源の総称です。
- 外部プラットフォームに依存しないため、クオリティの維持は難しい一方、『自分の思い通りのコンテンツ』を作れる点が魅力で、これから何かを発信してみたい人におすすめです。
なぜ個人でメディアを持つのか?
何かを形として残したい
「いつかやりたいことが見つかるだろう。」
そう思いながら夢や目的が見つからないまま、学生生活や社会人正生活を過ごしてしまっている。。。「このままで良いのだろうか?」そう悩んでいる方は多いのではないでしょうか。私もその一人です。
「ステップアップしたい」という漠然とした思いのみで、自己啓発本を読み資格勉強に励むものの、日常は大きく変わらず、SNSから途切れず流れてくる周囲の輝かしい情報を見てどんどん焦りが募っていきました。
何かを始めようと思っても、これまでいわゆるインプットばかりしてきた私には、「副業?ブログ?SNS?プログラミング?」何に手をつけてよいか皆目見当もつきません。はぁ。。。とても憂鬱です。
小さな第一歩、小さなメディア
はっきりしていることは、何を始めるにしても、「発信する場=メディア」が必要ということです。まずは、小さくても一歩踏み出してみようと思い、メディアを作っていくその過程、そして悩みをブログ形式で紹介していくことにしました。この小さなメディアを通じてメディアを深く知るのと同時に、これを見てくれた人と意見交換が出来れば幸いです。
このブログでは、このブログを作るにあたって行った以下の3つを紹介します。
- メディアを知る
- 発信するプラットフォームを決める
- 発信内容(コンテンツ)を決める
メディアを知る
オンライン学習アプリ「udemy」でメディアを知る
「何から始めればよいのか。。。そもそもメディアって何。。。」
そんなときに目にしたのが、『udemy』という幅広いジャンルの知識を学べるオンライン学習アプリでした。そこで、まずはメディアについてざっくり調べてみました。詳しくは、実際に以下のコースをご覧ください。
https://www.udemy.com/share/10292ABEoYcVlRR30=/
メディアは、大きく以下の3つに分けられるそうです。
・オウンドメディア:『自身や自社で100%コントロールできる』メディア
例)ホームページ、ブログ
・アーンドメディア:信頼や評判(クチコミ)獲得を目的としたメディア
例)SNS
・ペイドメディア:お金を支払う対価として集客をする従来のメディア
例)広告
さて、そもそも本来メディアの使い道は集客による収益拡大です。より多くの人に対し、企業価値を知ってもらうために様々なメディアを駆使するわけです。ですが、私がメディアを持つ目的は、漠然ではあるものの自分ならではのコンテンツを残すという趣味の延長です。そう考えると、私に必要なのは「オウンドメディア」であることがわかります。
オウンドメディアの特徴
オウンドメディアのメリットとデメリットは以下です。
メリット
・自分の思い通りにコンテンツを作れる
・汎用性が高く、様々な形で活用できる
・コストが安く、長期運用に適している
・外部プラットフォームに依存しないため、規約に振り回されない
デメリット
・時間がかかるうえ、成果の保証がない
・コンテンツのクオリティを維持するのが難しい
・外部プラットフォームの機能やノウハウを直接活用できない
オウンドメディアの場合、全て自身で管理する必要があります。したがって、You TubeやInstagramのようなプラットフォームを利用するのに比べ、メディアの閲覧数を増やすのに時間がかかるうえクオリティ維持が難しいようです。
これだけ聞くと、なんとも最初のハードルが高そうです。。。
しかしながら、自分次第ですべて思い通りにできます。外部プラットフォームの規約を気にする必要もありません。また、大きなメリットとして、オウンドメディアに蓄えた情報を他の媒体で活用することが可能です。例えば、ノートとしてネットに公開する。You Tubeで解説動画を作成する、といった具合です。
したがって、漠然と何かを発信したいという方は、まず情報発信の場としてオウンドメディアを作るのが良いような気がします。
発信するプラットフォームを決める
IT未経験が選ぶオウンドメディアのプラットフォーム
個人のオウンドメディアを作ると決心しました。しかし、すぐに大きな壁にぶつかります。
「オウンドメディアってどうやったら作れるの。。。」
ここで簡単に私の経歴をお伝えすると、理系の大学院を卒業後、通信・IT系の企業に勤めていました。『し、か、し』ITとは名ばかりでそのほとんどがプロジェクトマネジメント業務でした。大学院の専攻も物理系でプログラミング経験は全くありません。
結論、オウンドメディアのプラットフォームとして『Word Press』を選びました。
Webサイトを構築するとなると、方法は2パターンあります。『一からプログラミングで作る方法』と『サービスを利用する方法』です。大きな違いは自由度です。前者は自由度がとても高い一方、もちろん多くの知識が必要であり、未経験にはハードルが高いです。後者であっても、自由度はある程度高いようですので、プログラミングを学ぶことが目的でない限り、後者でよいでしょう。
そのなかで、圧倒的に有名なサービスが『Word Press』です。なにか分からない方は、少し調べてみてください。先ほど紹介したudemyのコースでも、Word Pressを利用していたため、とりあえずこれを用いてオウンドメディアを作ろうと思います。
発信内容(コンテンツ)を決める
一番肝心なコンセプトづくり
さて、情報発信の場が決まったら、いよいよ何を発信するかです。ここで重要なのが『コンセプト』です。
- 誰のためのメディアか?
- なぜそのメディアが必要か?
- 何をコンテンツとしてどのように提供するか?
- 競合はどこか?どう差別化するか?
上述のudemyのコースでは、これらのオウンドメディアのコンセプトづくりに関する講義が最初にあります。それをヒントに自分なりに考えてみることにしました。
『誰のためのメディアか?』
一番身近な存在は自分自身なので、自分のような人をターゲットにしました。
具体的には、インプット情報は豊富で、「こんなのがあったらいいな」というフワッとしたアイデアはあるが、自分ひとりではどうしてよいか分からず行き詰っている人、です。
『なぜそのメディアが必要か?』
誰にでもある『個性』と『アイデア』が埋もれている現状を変えるためです。
完全に私の主観ですが、サービスがマイクロ化し、スキルシェアサービスが増えている今の時代、アイデアさえあれば誰かがどうにかして実現できてしまうと考えます。ただ、肝心のアイデアを発信する勇気がない、既存のプラットフォームではハードルが高いと感じてしまう、そう感じる人が多いのではないでしょうか?なので、丁度良いハードルのメディアが必要と考えました。
『何をコンテンツとしてどのように提供するか?』
まずは、ブログ形式でオウンドメディアを作る過程を発信していこうと思います。ゆくゆくは「参加型のメディア」として、発信だけでなく皆さまと意見交換し、何か作り上げる場に出来ればと思います。
『競合はどこか?どう差別化するか?』
ブログ形式なんて競合は腐るほどいますよね。差別化のポイントにしたいのは、「悩んで、試行錯誤する過程」を発信するということです。悩みを解決していく過程がコンテンツそのものと言えます。そのため、記事に穴抜きがある状態や未完成な状態でも投稿したいと思います。皆さまが気軽に真似したり、意見しようと思えるコンテンツを目指します。
カリスマでなければいけないのか?
最後に、この取り組みは趣味の延長であり、ある種の実験です。当たり前ですけど、有名人やSNSでバズる人々は、皆カリスマ性がありますよね。習い事はプロに教えてもらいますよね。では、一芸を持っていない人の出番はないのか?私は出番はあると信じています。身近だからこそ真似したいと思える。身近だからこそ協力したいと思える。そうやって広がっていったら面白いと思います。
次回予告
次回は、Word Pressを使ってWEBサイトを立ち上げる過程を記事にしたいと思います。
lteru
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