知識ゼロから個人のオウンドメディアを作ってみた【#2 初めてのWEBサイト作成】
- Word Pressを用いた個人のWEBサイト立ち上げ方法を解説します。
アウトプット
WEBサイト構築の知識ゼロからWord Pressを使って以下のようなWEBサイトを作ってみました。
参考情報はオンライン学習サイト『udemy』の以下のコースです。
https://www.udemy.com/share/1026JIBEoYcVlRR30=/
なぜWord Pressなのか?
Word Pressとは?
Word Pressは『オープンソース』の『ブログソフトウェア』の一種です。
ここで、『オープンソース』とは、『誰でも利用できる無料のライセンス』と言い換えられます。
また、『ブログソフトウェア』は、厳密には『CMS(Content Management System)』というものを指します。
CMSとは?
CMS(Content Management System)は、Webサイトを構成するコンテンツ群(デザインやレイアウト等)を一元管理するシステムです。
前回の
≪知識ゼロから個人のオウンドメディアを作ってみた【#1 オウンドメディアとは?】≫
にて、WEBサイトを構築する方法は2パターンあると紹介しました。より簡単に言い換えると、CMSを「利用する」か「利用しない」かに分けられます。
それぞれの違いを図解します。
CMSを利用しない場合、①PC上でWEBサイトのコンテンツ(HTMLファイル)を用意し、②サーバ上に転送する、といった手順が必要です。ここで、コンテンツの作成にプログラミング知識が必要になります。また、転送する際に、『FTPクライアント』というものも必要になります。したがって、かなり上級者向きです。
CMSを利用する場合、サーバ上でWEBサイトが稼働しており、更新や編集などはブラウザから直接実行することができます。CMSの中で世界一利用されているものが今回利用する『Word Press』です。
Word Pressのメリット
個人のオウンドメディアにWord Pressを利用するメリットを紹介します。
- ブログ形式だけでなく、一般のWEBサイト形式で構築が可能
- テンプレートや拡張機能(プラグイン)が豊富
- SEOに強い
上二つは拡張性に関するメリットです。前回、オウンドメディアでもっとも重要なのが『企画段階』であることを述べましたが、企画したコンテンツが実現できなければ仕様がありません。Word Pressは様々な形式のテンプレートが用意されており、更に『プラグイン』と呼ばれる拡張機能が豊富なため、思い描いたWEBサイトを簡単に構築することが可能です。最後に、作成したコンテンツを多くの人に見てもらうために必要なSEOに強いこともメリットとして挙げられます。
Word PressでWEBサイトを立ち上げる
準備
さて、いよいろWEBサイトの構築過程をご紹介します。
WEBサイトの構築・運用には以下が必要になります。
- PC:WEBサイトの更新/管理
- レンタルサーバ:CSM(Word Press)のインストール先
- ドメイン:WEBサイトのアクセス先
WEBサイトを建物と見立てると、土地(サーバ)や住所(ドメイン)が必要となんとなくイメージできますよね。個人のオウンドメディアを持つ最初の難関が『サーバ』と『ドメイン』の存在だと思います。なぜか?これらは月額料金がかかるからです。
「ここを進んでしまうと、もう後戻り出来ない。。。悩む。。。」
ここで思い出して欲しいのが、オウンドメディアを持つ目的です。前回、コンセプトづくりが一番肝心と述べました。ここで引き下がるようでは、コンセプトが甘いのでしょう。そう言い聞かせ、私は先に進みました。
ちなみに、レンタルサーバを用いず、個人PCをサーバに見立てる方法もありますが、管理が大変そうだったので、管理面も含めてサーバ周りを勉強したい方以外にはおすすめはできません。
レンタルサーバとドメインの準備
WEBサイトの構築には、レンタルサーバとドメインが必要ですが、ここでまた迷うポイントがあります。同じようなサービスがたくさん存在する点です。
個人的には無難に有名なサービスを使うのが良いと考えます。インターネットを申し込む際に必要なプロバイダーのようなもので、正直大きな差はありませんが、安価なサービスにしてしまうと信頼性にかけます。
レンタルサーバで有名なのは、以下のようです。
・エックスサーバー
・さくらのレンタルサーバー
・ロリポップ!レンタルサーバー
私は、参考にしているudemyのコースが『エックスサーバー』でしたので、そちらにしました。
次にドメインで有名なのは、以下のようです。
・お名前.com
・エックスドメイン
・さくらのドメイン
私は、『お名前.com』にしました。
費用ですが、レンタルサーバが月額1,000円程度、ドメインが月額500円程度だと思います。
次に、レンタルサーバとドメインの紐づけが必要です。詳しくは紹介したudemyのコースや他の記事を参考にしてください。(そんなに難しくありません。)
Word Pressのインストール
さて、いよいよWord Pressのインストールです。レンタルサーバにWord Pressをインストールする方法はいくつかあるようですが、私が行ったのは、レンタルサーバのサービスを利用する方法です。そのため、エックスサーバーで行った場合の紹介になります。
エックスサーバーと契約すると、『Server Panel』という画面にアクセスできるようになります。このパネル内に『Word Press簡単インストール』というものがあります。後は、ドメイン名を選択し、案内に沿っていくだけです。
詳しいインストール方法は他の記事を参考にしてみてください。
WEBページの作成
インストールが完了すると、自身のWord Press管理ページにアクセスできるようになります。
PCからブラウザ(Chrome等)を立ち上げ、取得したドメインを入力するとログイン画面に遷移します。そして、ログインすると管理画面(ダッシュボードへ遷移します。
遂に個人のオウンドメディアを作ることができました!
Word Pressには、WEBサイトのトップページのような『固定ページ』とブログ記事のような『投稿ページ』があります。それぞれの見た目や構成をカスタマイズすることで、オリジナルのオウンドメディアを作ることができます。
見た目のカスタマイズは、ダッシュボードの『外観』から変更できます。
(※ダッシュボードの詳しい使い方はudemyや他の記事を参考にしてみてください。)
早速外観の設定をやってみました。
「オリジナル感ないし、あまりかっこよくない。。。」
そうなんです。最初から用意されているテンプレートでは、オリジナリティを出すのは難しいのです。
次回予告
今回は、個人のオウンドメディアを作ることに成功しました。
次回、オリジナリティのあるデザインに仕上げる方法を紹介します。
lteru
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